Rock Junkheadz

Rockなアルバムをレビューするblogです

Hanoi Rocks「Japan Tour 2007 @ Nagoya Club Quattro 10/26」

前回の来日は悩んだ挙句、結局行かずに後になって悔し涙を呑んだが、ファンの間では既に"再生後では一番良い"と言われている新作「Street Poetry」が期待に違わぬ素晴らしいR&Rアルバムだったということもあって、単独があると知った時点で即決しチケを入手して行ってきました。

Hanoi Rocks「Street Poetry」

当日はとりあえず開場の30分前には到着。会場の外で物販やってたので早速お目当てのTシャツを購入。Today's Programにもあったように当日はソールド・アウトらしく500人収容のせまい名古屋クアトロは楽々満杯で前はすし詰め状態ながら、ちょうどセンターの4,5列目辺りを確保(と言えるほどの位置じゃないですが/汗)。

ショウはほぼ定刻通りに新譜のラストを飾っていたマカロニ・ウェスタン風インストのFumblefoot And Busy Beeでスタート。と、同時に物すごいモッシュの波が巻き起こり、曲が終わるとド派手&グラマラスな衣装に身を包んだMichaelが登場しHypermobileへ突入。見た感じ30,40代のリアルタイマーと思しき客層が中心ながら、"昔を懐かしんで来てます"的な人は少ないと見えてサビ終りの掛声もバッチリ。そして畳みかけるようにMalibu Beach Nightmareへなだれ込みフロアは既に酸欠状態で、「ここって本当に名古屋ですか?(汗)」と思えるほどの凄まじい盛り上がり。

新譜のタイトルトラックであるStreet Poetry、力強くもキャッチーなサビが印象的なHighwired(これめちゃくちゃ好きなんです)と新譜からの曲が続き、「12 Shots On The Rocks」からは"これぞHanoi!"な哀愁のA Day Late, A Dollar Shortを披露。次の曲が耳馴染みのないリフで始まったので「ん?」と思っていたらサビでようやくそれがBad Newsだと判明(これ聞いたこと無かったんですよね・・・)。そうした曲で間を挟みつつも新譜からの曲はほとんどアルバム収録順通りにプレイされ、Connyのファンキーな部分が上手くHanoi Rocksとして消化されたようなPower Of Persuasionは個人的に新譜の中でも上位に来る曲で、続くTeenage Revolutionはアンセム風のサビではMichaelが拳を振り上げ大合唱が巻き起こり、アグレッシヴなリズムパートではマイクスタンドを持ち上げ兵隊歩きをするなどのパフォーマンスも印象的な曲だった。

途中何度かMCを挟むものの、すぐさま次の曲へと進んでいく小気味の良いショウにファンも熱気を失わずに終始ノリまくり、特に初期からの定番曲などは一段と熱い盛り上がりでHigh Schoolではまたも激しいモッシュの波が押し寄せる。新譜からの1stシングルFasionもライヴ映えする素晴らしい曲で、続くTranscendental Grooveはラウドなリズム隊の生み出すタイトル通りの力強いグルーヴとAndy印のオリエンタルなメロディが合致した曲でConny & ACのコーラスも息ぴったり。

あのベースラインが始まった途端にモッシュの嵐だったまさかのMotorvatin'、Back to Mystery Cityといった初期の名曲はやはり流石の盛り上がり。次のThis One's For Rock'N'Rollのドラムが始まった瞬間、Yeeeeeeeeaaaaaaaaaahhhhhhhhh!!と叫んだらそれに答えるようにMichaelがAlright,Yeah!と言ったのにはビビって思わず固まる(笑)いや、あれは絶対俺に答えてくれたんだって!じゃないにしてもタイミング良すぎ!(笑)

「Another Hostile Takeover」からはBack In Yer Face、Center Of My Universeの2曲をプレイ。Back In Yer Faceは今回のライヴで特に聴きたかった曲で、やらなかった公演もあるらしくこれが聴けただけでも大満足!Hanoiを代表する名バラードDon't You Ever Leave Meでは初っ端から会場全体に響く大合唱が起こり、Tragedyではこの日一番の盛り上がり!この2曲はほんとに凄い盛り上り様でそれはバンドの演奏がまるで聴こえない程で、初期Hanoiの中でも特に好きなBoulevard Of Broken Dreamsはいつの間にか始まっていてショック・・・なんであの死ぬほどかっこいいイントロはカットなんですか・・・(泣)もしやライヴではこうなのか・・・勿体ない。
そうした初期の名曲にも聴き劣りしない再生後の名曲People Like Meでは途中ブレイクしメンバー紹介が入り、ACコールやLacuコール(これがまた楽しかった/笑)などをMichaelが扇情。再び曲に戻り、Oriental Beatで本編は終了。もう終盤は初期の名曲連発で起こるモッシュに呑まれまいと必死で跳ねまくってたのでほとんど記憶が飛んでますが(汗)

一旦バンドは引っ込んだものの、すぐさまアンコールがスタートし、Andyがお馴染みのBo Diddleyシグネイチャアの赤い真四角ギターでパワフルなスライド・ソロを披露(ここはギターの歪み自体もそんなに深くなく、ギターだけということもあってちゃんと聴けました)。これがかっこいいのなんの。そしてそのまま悶絶級のハイパーR&R、Powertripに突入。アップテンポなこの曲で再び会場が盛り上がり、Walkin' Awayをワンコーラス(だったような・・・)やった後に新譜の日本盤ボーナスとして収録された再録Ver.でSelf Destruction Bluesをプレイ。アグレッシヴなHeavy Bluesを挟んでのアップテンポなObscuredで怒涛のような畳みかけをみせ、最後はUp Around The Bendで締め、1時間50分に及んだショウは熱狂の内に終了。

とにかく素晴らしいR&Rショウで、あっという間に2時間弱をかけぬけた今回のライヴはまさしくThis One's For Rock'N'Rollという姿勢を体現したようなライヴだった。インタビューでは新作に対する自信がひしひしと伝わってきてはいたのである程度は予想はしていたし期待していたが、とにかく新譜からの曲の多さには驚いた。セットの半分以上、アルバムとしては2,3曲を除いて全てをプレイしてみせたあたりはやはり、バンド側も本作に対して確信に近いものを持っているんだろうし、往年の名曲だらけなセットだって大歓迎だが、こうしてライヴでも新曲を多くやってくれるというのは今のバンドがしっかりと前を向いている事の証明のようでもあり、当然ファンとしてそうしたバンドの姿勢は非常に頼もしい。

Michaelはご機嫌で、マイクを振り回したりPAをよじ登ったりと狭い小さい、Hanoiにとっては酷すぎるステージながらパフォーマンスも好調。サックスソロもグレイト!バラをばら撒き、水をぶちまけ、ポストカードを投げ配り(これは名古屋公演だけだったそう)、ピンクのテンガロン・ハットを被ったり半被をはおったりとファンサービスも流石です。っていうかピンクのテンガロン・ハットなんて似合うの世界中探してもあなたしかいませんて!(笑)2回ぐらい思いっきり前に出てきてその2回ともタッチ出来たし、今回のライヴで完全に惚れました(笑)

一本のマイクスタンドを分け合っていたConnyとACのコーラスも素晴らしかった。何より、Electric Boysを結成するよりももっと前からの付き合いだったという2人の仲良さそな光景は何だか微笑ましくもあって、この2人がHanoiを支えていってくれればこれほど頼もしいことは無いなと思ったりも。Lacuは正直Michaelと丸かぶりで全然見えなかったですが(汗)、4つ打ちも多いシンプルなリズムをタイト&パワフルに叩いていて、隙間から時折見えたスティックを笛に見立てたパフォーマンスなど茶目っ気もあって(なが〜い)Lacuコールにもあるようにバンドからもファンからも愛されてるんだなぁと実感。

Andyは相変わらず扱うギターも多彩で、レスポールに加えて前途のBo Diddleyモデルやゼマイティスなど華やかなギターが続々と登場。Connyは終始ストラトを弾いており、あのいかにもな風貌で弾かれるカッティングは恐ろしくタイト。ただ残念だったのは観てた位置が悪かったのかAndyのギターがほとんど聞こえなかったこと・・・。やっぱりあの人の天才的なGtプレイがあってのHanoi Rocksですから。

それから今回のライヴはHanoiとは全く関係の無い所でめちゃくちゃ腹立つ事があって・・・何曲目あたりだったかはあんまり覚えてないんだけど、尻を揉まれたんですよ・・・?!ただケツに触れられたとかじゃなくてがっつり揉まれたからね。いやいや、俺、♂ですから。っていうか女の子だったらもっとダメ。まぁ確かに髪は多少長いですが・・・思わず振り向いてぶん殴ってやろうかと思ったけど、そんな余裕も無く・・・。まぁそんなクソを忘れてしまうぐらいのすんばらしぃ〜ライヴだったんで良いですが・・・実際こういうクソった痴漢行為がライヴ中にあると(身をもって)知ったんで女の子の皆さん、気を付けてくださいね!

なんか変な最後になっちゃいましたが、こんな小さいハコで観るには惜しい最高のライヴでした!MichaelがComing Soonと言ったのを信じて次の来日を待ちましょう!2年置きとかじゃなく来年も来てくれると良いなぁ〜。よし!次はLinkin ParkにVelvet Revolverだ!(体力付けとかないと/汗)

Set List
1.Fumblefoot And Busy Bee
2.Hypermobile
3.Malibu Beach Nightmare
4.Street Poetry
5.Highwired
6.A Day Late, A Dollar Short
7.Bad News
8.Power Of Persuasion
9.Teenage Revolution
10.High School
11.Fashion
12.Transcendental Groove
13.Motorvatin'
14.This One's For Rock'N'Roll
15.Back to Mystery City
16.Back In Yer Face
17.Center Of My Universe
18.Don't You Ever Leave Me
19.Tragedy
20.Boulevard of Broken Dreams
21.People Like Me (----メンバー紹介----)
22.Oriental Beat
----Encore----
23.Powertrip
24.Walkin' Away - Self Destruction Blues (Street Poetry収録Ver.)
25.Obscured
26.Up Around the Bend - Taxi Driver(Outro)

2007/10/30 18:09 | Live Report | Comment(14) | Trackback(0) | Top↑
波野井露楠さん
あ、そうだったんですか?!今回は行かれなかったんですか・・・。俺も前回は行けずに本当に悔しい思いをしたんで、今回は待ちに待った来日ということもあって最高のライヴでした!波野井さんも次回は参戦できると良いですね!
「ひいい」なんて実際聴いたことありません(笑)でもほんと痴漢って最悪ですよね、男の俺でも最悪な気分になるんですから女の子なんてもっと酷いんだろうなぁ・・・
[ 2007/11/12 23:28 ] zep | URL [ 編集 ]
いやあ!
渾身のライブレポ!ありがとうございます!
こちらまで行った気になれます(^^)!!
前回に続き今回も仕事の都合で参戦できずとても寂しい気持ちでいっぱいです!
でも、大盛り上がりだったようで、うれしい限りです!
次回は私も是非!!
ところで、私も学生時代、満員電車でチカンにあったことあります(汗)。私が男だと分かった瞬間、相手は「ひいい」と言って人をかき分け逃げていきました(笑)。
[ 2007/11/11 20:03 ] 波野井露楠 | URL [ 編集 ]
nonkey37さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
ありがとうございます、そういってもらえるとダラダラと長文書いた甲斐があります(笑)
今回の来日はどこも盛況だったみたいですね〜。
ほんと絵になりますよね。特に今回はバンドとしてそういうのが感じられたと思います。
ベストヒットUSA、名古屋ではやってない(はず)です。俺が知らないだけかもしれないですが・・・。
こちらからも覗かせてもらいます〜。っていうか以前からちょくちょく見させてもらってたんですが(汗)確かSEIさんのとこで紹介されてて見に行かせてもらったような覚えがあるんですが・・・。
[ 2007/11/07 22:02 ] zep | URL [ 編集 ]
こんばんは
初めてコメントさせていただくnonkey37と申します。
名古屋の盛り上がりが伝わってきて嬉しくなるようなライブレポですね♪
わたしは渋谷に参戦したのですが、小さなハコにも関わらず全力疾走の熱いライブで素晴らしかったです。
マイケルとアンディが同じマイクの前に顔を近づけると観客が軽くどよめきました(笑)とにかく絵になるひとたちですよね〜
名古屋ではベストヒットUSAが放映されないのですか?
うちのBlogでベストヒットUSAのインタビューをリライトしてみましたので、もし宜しければご覧になってみてくださると幸いです。
ではでは、また訪問させていただきますね〜
[ 2007/11/06 22:48 ] nonkey37 | URL [ 編集 ]
yoshitさん
こんばんは!お疲れ様でした!
渋谷も良かったみたいですね〜、というか今回はどこも盛り上がったらしいですね!名古屋も結局はソールドアウトになってましたし。
確かにこんな凄いライヴ観ちゃうとこれからハノイ無しじゃ生きていけません(笑)次も絶対参戦します!(笑)もう次が楽しみで仕方ないです(笑)
[ 2007/11/02 23:25 ] zep | URL [ 編集 ]
ピッペンさん
満喫しすぎるほどしてきました(笑)こんなライヴが6300円で見れるんなら毎週あっても良いかもしれません(んなことしたら破産ですが/苦笑)。
新作の曲はほんとにライヴを楽しむために書かれてるんだなぁなんて感じるほどでしたから。ライヴ観て改めて新作のかっこよさに惚れ惚れしましたね〜。ピッペンさんもLP'07お疲れ様でした!
[ 2007/11/02 23:19 ] zep | URL [ 編集 ]
こんちは〜、zepさん。
一度、渋谷のノリも見てみたいものです。
チケは数日で完売してましたよね? それだけ盛り上がったことでしょう。
初ハノイがこの公演でしたら、刺激が強すぎたのでは?(笑)
また直ぐに来日するとかしないとかみたいですね。確実な情報まで楽しみに待ちましょう(*゜▽゜)ノ
[ 2007/11/02 11:31 ] yoshit_666 | URL [ 編集 ]
HANOIのライヴ、満喫されたようで何よりです。
やっぱり新作の曲はライヴ映えしますね!
お疲れ様でした!
[ 2007/11/02 00:18 ] ピッペン | URL [ 編集 ]
SANEさん
そうなんですか!こっちはベスト・ヒット・USAって観れないんで羨ましいです・・・。へびめたさんが終わってRock Fujiyamaになってからもこっちはやらなくなりましたし・・・あ、関係ないですね(汗)
[ 2007/10/31 21:45 ] zep | URL [ 編集 ]
Airyさん
こんばんは〜!
そうみたいですね!やっぱりあぁいうフェスで、Hanoiを全然知らない人達をも巻き込める凄いバンドですよね!
名古屋のクアトロはほんとに狭いんでマイケルにとっては会場そのものの大きさがステージの広さとしてちょうど良いんじゃないかと思えるぐらいです(笑)でも本国じゃこんな会場じゃまず無いだろうし、こういうハノイが観れるのって結構有難いのかもとか思ったりもします(笑)

Mick JaggerとかSteven Tylerもそうですけど、あのテンションの高さは一体どこから来てるんでしょうねぇ?(笑)
[ 2007/10/31 21:44 ] zep | URL [ 編集 ]
昨日、ベスト・ヒット・USAにマイケルが
スタジオにゲストで出演してましたね。
[ 2007/10/31 18:16 ] SANE | URL [ 編集 ]
こんばんは!ライヴお疲れ様です!
LOUD PARKでもHANOIはノリノリですごかったですよ〜っ!
ステージが広いとはいえ、Michaelには狭すぎたようでw
横のスピーカーの上にのったり、ステージからフロアに降りたりと大サービスでした!
あのハイパーテンション、誰もかなわないですよね(笑
[ 2007/10/30 23:37 ] Airy | URL [ 編集 ]
ガブリエルさん
そうなんですか!前回はほんとに行きたかったんですけどね〜・・・まぁ今回のライヴが最高過ぎたんで別にもういいんですが(笑)
あ、あのバラってお馴染みのだったんですね。確かに、逆に取っちゃうと持ってるの大変そうですよね(汗)
[ 2007/10/30 21:34 ] zep | URL [ 編集 ]
羨ましい(´Д`
前回は行きまして、マイケルが投げた薔薇をキャッチしてしまったが為に、それ以降薔薇を気遣ってノリにのれませんでした↓
[ 2007/10/30 19:55 ] ガブリエル | URL [ 編集 ]
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