正直、出せば買う。ただそれだけのことだが、ファンとして少なからず思うものがある。
まず一つにメンバーについてだろう。
Slashがいない。Duffがいない。何よりIzzyがいない。そういった個性の強い個々のプレイももちろんだが、それらはあのケミストリーがまずあっての話だ。そんなもん皆無、その上Izzyというメインソングライターを失ったバンドの衰退は承知の通り。カバーアルバム、ライブアルバムの発表で良曲が書けない事実を証明し、オリジナルアルバムとしてはもうすでに15年近く出していないという事自体がその深刻さを物語っている。1999年には「Oh My God」という新曲を発表しはしたが、曲の出来は中途半端なものだった。あからさまにデジタルを取り入れた作風は、同じ路線での比較を避けたとも受け取れるし、このまま行くのか?という大きな不安も残る一曲だった。その上Axlの気まぐれ気質によってメンバーは流動的に変わってきたため、ファンですら現メンバーや関係者を正確に知らない有様だ。そんな状況で上手くいくなんていうのは不可能に近い。そういった意味でも、今のGN'Rは名前だけのハリボテだ。そこには中身なんてものは無いに等しい。Axl.RoseこそがGN'Rだ!なんて思えれば良いんだろうが、SlashとIzzyの偉大さを知る身としてはそんなもの気休めにさえならない・・・。

もちろんアンチGN'Rでは無いし、Axl.Roseは大好きなVocalistの一人だ。だが、やはり今のGN'Rの存在を認めたくないのだ。ファンとして。
あれがGN'R?冗談だろ、と。いくら素晴らしいアルバムを作ろうが絶対に認めないだろう。なぜならそれを認めてしまえば、GN'RはIzzyやSlashやDuffがいなくてもやっていける/充分にかっこいいということになってしまうからだ。その上、彼はまだGN'Rとしての名前を使って活動しているのだ。名前だけだろうがあのGN'Rだ。普通のバンドの良作程度のレベルの作品では話にならない。二枚同時に発売して世界を揺るがしたバンドの新作、何よりあの歴史的名盤となった1stをつくり上げたバンドの新作となれば凄いに決まっている、というか凄くなければ・・・それこそ他のバンドと大して変わらない。だってAxlはGN'Rとして活動してるんだもの。彼がソロとしてやるなら大いに構わないが、GN'Rの名前を汚すような作品は許さねぇぞ?と言いたいのだ。(ちなみに、個人的には「The Blues」や「Madagascar」などは聴いていない)
夏には無理だとしても年内には必ずVelvet Revolverが新作を叩きつけてくるだろうし、GN'Rに影響を受けたバンドが続々と新作を発表するだろう2006年(ついでにAdler's Appetiteも/苦笑)。
このままではGN'R、いや、Axl.Roseはますます置いてけぼりを喰らうだろう。出す出さないに関係無く、GN'R自体がもう過去のものになりつつあるのだから。
参照記事
BARKS アクセルが語る、GNRの新作は「今年」!?
CD Journal W.アクセル・ローズ、ついに語る!
MTV Japan アクセル・ローズいわく、年内にも新作リリース!?
GN'Rオフィシャルサイト (依然として更新されぬまま・・・)
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Author:zep
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